千船病院(大阪)分娩予約から妊婦健診、出産まで

妊娠・出産

どこの病院で出産するか——妊娠が発覚してからまず始めなければならないのが、分娩予約です。人気の病院は早々に枠が埋まってしまいがちなので、「出産はまだ先だし、ゆっくり検討すればいい」と思っていると、選択肢が狭まってしまいます。

私の場合、里帰り出産だったため、遠方からの分娩予約が必要でした。ウェブ上の情報だけで病院を選ばなければならず、情報量も豊富とはいえず、不安でした。

この記事では、千船病院での分娩予約から妊婦健診・出産時の入院生活・費用面まで、実務的な内容に焦点を当ててまとめています。千船病院でのお産を検討されている方の参考になれば幸いです。

この記事について 出産にまつわる痛々しい体験談は、妊娠中の方にとって恐怖心を強めるだけになることもあると思います。私自身、妊娠中はそういった記事を怖くて読めませんでした。そのため、本記事では出産にまつわる生々しい記述はいたしません。安心して読み進めていただければと思います。


千船病院を選んだ理由

通院できる距離にあったことはもちろん、決め手になったのは以下の3点です。

施設が新しく、きれいだったから

ホームページ上の写真を見る限り、とてもきれいな施設でした。足を運んで自分の目で確かめられないのが遠方からの選択の辛いところですが、千船病院の病院概要によれば「平成29年(2017年)病院新築移転」とのことで、納得できました。

24時間無痛分娩に対応しているから

出産方法として無痛分娩も検討していたため、最初は「無痛分娩の実績がある病院」を条件に探していました。ただ調べていくと、実績はあっても実際には無痛分娩に積極的でない病院があったり、「希望していたのに麻酔科医が不在で結局自然分娩になった」という口コミも見られたため、条件を**「24時間体制で無痛分娩に対応している病院」**に絞りました。

千船病院では出産する方の約40%が無痛分娩を選択しており(実績あり)、24時間麻酔科医が対応できる体制が整っています。最終的に無痛分娩は選択しませんでしたが、ギリギリまで悩んで検討できたことが、後悔のない出産につながったと感じています。

NICU(新生児集中治療室)も備わっていたから

高齢出産になることもあり、心配性の私は「何かあったときのためにすべてが病院内で完結できる環境」を重視していました。NICUを備えた医療体制の整った千船病院は、その点でも大きな安心感がありました。


分娩予約について

1月に妊娠が発覚し、そこから大阪の病院を調べ始めました。千船病院に気持ちが固まり問い合わせたところ、電話では受診日の予約のみで、実際に受診してはじめて分娩予約が完了するという決まりとのことでした。

既につわりが始まっていたため、分娩予約のためだけに新幹線に乗って大阪へ向かうのは現実的ではありませんでした。正直「遠方でつわり中なんだから、もう少し融通してほしい……」と思いましたが、それはこちらの事情。病院の体制としてはきちんとしているな、という印象でした。

次回の実家帰省がゴールデンウィーク予定だったため、その頃にはつわりも落ち着いていることを願って、数か月先の受診予約だけを取り付けました。

その後は、千船病院がホームページ上で公開している「現在の分娩予約状況」を毎日のように確認し、自分の出産予定月の枠が埋まってしまわないかハラハラしながら過ごしました。

🔗 現在の分娩予約状況(千船病院公式HP) ※当時とは細かな点が変更されているようです。最新情報は公式HPでご確認ください。

幸い、19週のころに初めて千船病院を訪れ、無事に分娩予約が完了しました。初回受診の際は、保険証・紹介状・母子手帳を持参のうえ、1階の紹介窓口へ予約の15分前に行くよう案内がありました。実際に出向いてみると、やはり清潔感のあるきれいな病院でした!


妊婦健診について

里帰り出産のスケジュール

初回受診(19週)から数か月空きましたが、里帰り出産に備えて31週からの妊婦健診は千船病院に通うようになりました。2回目以降も最初は紹介状を持参し、紹介状窓口で対応してもらいました。

🔗 里帰り出産について(千船病院公式HP)

31週といえば、健診が2週間に1度から1週間に1度のペースに切り替わる頃。実際に通院するようになってから気になり始めたのが、千船病院独自の「院内助産院」というシステムでした。

院内助産院とは 産婦さんが主体となって自然なお産ができるように、外来の妊婦健診・お産・産後に至るまで、助産師が寄り添い支援するシステムです。 🔗 院内助産院について(千船病院公式HP)

妊婦健診から出産までの流れ

週数 健診の種類 内容・メモ
31週 医師による健診 バースプランの記入・提出は33〜34週頃までに。院内助産の利用には検査結果の確認が必要と案内された。
34週 医師による健診 検査結果を提出し、院内助産の利用許可が出た。無痛分娩ではなく院内助産を選択することに決めた。
36週 医師による健診 後期の検査のため医師対応
37週 助産師による健診
38週 助産師による健診 +エコー
39週 助産師による健診
40週 助産師による健診 次回は医師による健診になると告げられた。41週を過ぎると入院&陣痛誘発剤、誘発剤投与までは院内助産の管理とのこと。※この健診の翌日、陣痛がきて産まれました。

助産師による健診は、医師による健診と比べて待ち時間がほぼありませんでした。 個室で急かされることもなく、助産師さんとゆっくり話せる安心感がありました。お医者さんはどうしても次の患者さんが詰まっていて時間がなく、こちらも気を使ってしまいがちなので……その点、助産師健診はとてもリラックスできました。

担当医師の希望について

初回予約の際に「女性の医師を希望します」と伝えていました。それ以降は特に何も言いませんでしたが、医師による健診は毎回必ず女性の先生でした。希望をきちんと引き継いでいただけていたようです。

以前、重症妊娠悪阻で入院した際は産科医が男性でした。お世話になっておきながら恐縮ですが、男性医師による内診への抵抗感が強いので、千船病院で終始女性スタッフと接することができたのは、心理的にとても助かりました。


出産方法:無痛分娩か、院内助産か

当初は無痛分娩を希望していましたが、千船病院を知るうちに「院内助産院」の存在にどんどん惹かれていきました。我ながら、**ザ・医療の「無痛分娩」と、ノット・医療の「院内助産」**という両極端な選択肢で悩んだものです。

ギリギリまで迷って、最終的に選んだのは院内助産院でした。理由は、出産への恐怖心が大きかったので、助産師さんにしっかり寄り添ってほしかったからです。無痛分娩は麻酔に対する恐怖も拭えず、「どちらにしても怖いなら、アットホームな空間で安心してお産に臨める方を選ぼう」と思いました。

万が一のトラブルがあっても院内に医師がいるという安心感があったからこそ選べた選択です。一般の助産院での出産だと、何かあったときに大きな病院へ移動するタイムラグが怖くて、選べなかったと思います。


まとめ

入院生活の詳細と出産費用については、後編でまとめます。引き続きよろしくお願いします!

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